「不動産投資」と聞いてみなさんはどんなイメージを持ちますか?

・1000万円以上の巨額の投資になるため、失敗した時のリスクが大きい
・自己資金の豊富なお金持ちしかできない
・不動産について様々な知識が必要

おそらく「投資金額の大きさ」や「リスクの大きさ」「知識の多さ」などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? また「成功するイメージ」よりは「失敗するイメージ」の方が優先的に思い浮かぶと思います。

実はそんなイメージとは違い、今、不動産投資は、低収入、知識ゼロ、低リスク、初心者でも出来る投資方法としてサラリーマンやOL、公務員などに人気です。

本屋に行けば「不動産投資」専門のコーナーにずらりと関連書籍が並んでいたり、インターネットでは不動産投資初心者セミナーやノウハウを教える講座なども多く見付けることができます。

昔よりも一般的な投資方法として浸透してきたため、サラリーマンでありながら1億円以上の現金を保有し、時間的、経済的自由を実現する人が増えて来ています。

一方でその反面、不動産投資で思わぬ失敗をしてしまう初心者が増えているのもまた事実です。しかし、実は不動産投資で失敗してしまう人にはある共通点が存在します。

ここでは「不動産投資に少し興味はあるが、失敗するのが怖い」という方のために、これまで450名以上の不動産投資家を初心者から育て上げた中で見出した、不動産投資で失敗してしまう初心者の3つの共通点をご紹介します。

不動産投資の失敗の定義とは?

不動産投資に失敗する初心者の共通点をご紹介する前に、まずは、何が不動産投資の失敗にあたるのか、その定義を理解することが大切です。

シンプルに考えると、投資の目的は「お金を増やすこと」ですから、次の2つの場合が失敗にあたります。

・お金が増えない
・お金が減る

「お金が増えない」のはプラスマイナスゼロですので「失敗にはあたらないのでは?」と考える方もいらっしゃると思います。

しかし、不動産投資をするために勉強した時間や書籍やセミナー代金などを考えると少なからず皆さんのお金は減っているため、プラスマイナスゼロも実は失敗にあたります。

たとえば、下記のように不動産投資について勉強し、1,000万円でワンルームマンションの1室を購入し、人に貸したとしましょう。家賃10万円から毎月経費や金利返済額や減価償却費、税金などもろもろが10万円かかり、プラスマイナスゼロだったとします。

・不動産投資セミナー参加(3時間):5,000円
・これまでに買った不動産書籍(12冊):18,000円
・不動産投資についての勉強(1日1時間を半年間)

一見、プラスマイナスゼロだと投資としては失敗ではないと思われがちですが、実はそうではありません。この例の場合、次のようなお金が失われているので不動産投資としては「失敗」と捉えるのが普通です。

・失われたお金
①セミナー参加費用:5,000円
②書籍費用:18,000円
③勉強に費やした時間を費用に直したもの(時間給)

そもそもセミナー参加費用や書籍代金はもちろんのこと、勉強に費やした時間も時間給を考えれば金銭的な損失になります。ここはサラリーマンやOL、公務員など固定給を貰っている方々が一番見落としがちなポイントです。

このように、失敗する不動産投資初心者に共通する3つのポイントをご紹介する前に、まずは「何が不動産投資の失敗なのか?」その定義をしっかりと自分の中で持っておくことが大切です。

不動産投資で失敗する初心者の3つの共通点とは?

不動産投資をしても「お金が増えない」または「お金が減ってしまう」人、つまり不動産投資で失敗する人に共通するのは次の3点です。

・ノウハウコレクター
・不動産投資用物件の判断基準を自分で持っていない
・独学にこだわる人

-1、ノウハウコレクターは失敗の典型パターン

書籍を読んだり、セミナーに通ったり、またお金を出して情報商材を購入したり、積極的に学んでいるのに、行動に移せない人のことをノウハウコレクターと呼びます。

たとえば、書籍を読んだり、セミナーに毎週通いながら不動産投資を1年間学んできたが、まだ1つも物件を購入していない人がノウハウコレクターと呼ばれます。

こういったタイプの方は、学んでいるだけに、不動産投資について詳しく、投資家の人でもなかなか知り得ない業界の裏話にまで精通しています。しかし「まだまだ学びが足りない」「もっと勉強しなくては」と学びを実践や行動に全く移そうとしないのです。

このタイプは非常に多く、一見ノウハウコレクターは失敗していないように思えますが、実は不動産投資で多い失敗の典型的なパターンです。

確かに勉強することは不動産投資で成功するために大切です。しかし、その学びを実践しなければ不動産投資の最大の目的である「お金を増やすこと」には繋がりません。

それどころか、それまで学びに投資したお金や時間給などを考えると「お金は着実に減っている」ため、広い目で見るとノウハウコレクターは隠れた損であり、不動産投資の失敗の一種と言えます。

−2、不動産投資用物件の判断基準を自分で持っていない

またノウハウコレクターのように慎重な方とは違い、あまり自分でもどのような物件を購入すればいいのか? 分からない状態で情報商材に書かれている内容をそのまま、または講師の言われるがままに物件を購入してしまう人です。

確かに情報商材やセミナーで講師が言ったことをそのまま真似してみるのはいいことではありますが、最終的に損をするのは自分ですから、最初から自分で判断せずに、人に判断をすべて委ねてしまうのは非常に危険です。

たとえば、年収300万円の人が、年収2000万円の不動産投資のやり方を真似たところで、銀行で組めるローンの額も変わってきますし、そもそも自己資金額や保証内容も違ってきます。そのため再現性が低いとしか言えません。

一方で元年収300万円程度のサラリーマンであり、今では不動産投資で成功している人のやり方であれば、銀行で組めるローンの額も、融資を受ける銀行、自己資金額や保証内容も同程度なので、再現性は高くなります。

このように書籍や情報商材、セミナーなどで紹介されているノウハウは、その人の状況であったから成功できたノウハウであって、あなたに合ったノウハウであるとは限らないのです。

そのため、まずしっかり不動産投資について書籍やセミナーなどで勉強することです。その後、自分の中で物件購入の判断基準を作り、それに合う不動産しか購入しないと自分ルールを作ります。この自分ルールが出来上がるまでは、物件は購入してはいけません。

自分ルールが出来たところで、経済状況の同じような方で不動産投資に成功している人に会いにいき、話しを聞いてみると良いでしょう。

-3、1人でやろうとしてしまうこと

不動産投資だけにかかわらず、失敗する人の典型として「何でも1人でやろうとしてしまう人」が挙げられます。

書籍や、セミナーなどを受講すれば、ある程度の不動産投資の知識は簡単に手に入れることができます。

1人でやろうとするタイプの人は、自分で正しいのか、正しくないのか、自分に合っているのか、いないのかが分からないまま不動産投資を行ってしまったが故に、変な物件を購入し、損をしてしてしましがちです。

また、不動産投資について勉強するモチベーションを保ち続けたり、自分一人で「この物件を購入する」という決断をするのは簡単そうに見えて実は難しいものです。

一方で、周りに「一緒に不動産投資で成功しよう」という仲間がいたならば、モチベーションが保ちやすくなったり、「この物件はいいよね」「ここはこういう理由で辞めた方が良いと思うよ」とそっと物件購入への決断がしやすくなったり、リスクヘッジにも繋がります。

確かに一人でしっかり学ぶ努力は必要不可欠ではありますが、不動産投資で成功する一番の近道は、1人ではなく仲間と一緒に学びながら、実践することです。

不動産投資の最大のリスクヘッジとは?

これまで不動産投資で失敗しやすい人の3つの共通点をご紹介しましたが、実は不動産投資の最大のリスクヘッジとは、自分と同じような経済状況であり、今は不動産投資で成功している人に話しを聞く事なのです。

どんなにいい本があろうとも、どんなにいいセミナーがあろうとも、不動産投資において“人に会って話しを直接聞く”よりも良い学びはありません。また出会った不動産投資家に「自分はなかなか物件購入の勇気がでない」など思い切って悩みを打ち明けてみることです。

多くの不動産投資家はお金で全く悩んでいない分、非常に人当たりの柔らかな方が多く、必ずしもそうとは限りませんが中には「君と同じ様な状況から不動産投資で成功した人を紹介してあげるよ」と言ってくれる方もいらっしゃいます。

  • 貯金が無い
  • 公務員
  • 年収が240万円と低い
  • パートをやっている主婦
  • フリーター

このように、自分と同じ様な経済状態から不動産投資を始めた方にお話を聞く事で、より「自分が不動産投資で成功するために何をすべきなのか?」が明確になり、より再現性の高い方法で不動産投資を行うことができるようになります。

みなさんもぜひ不動産投資で失敗しやすい人に当てはまらないように、積極的に行動してみてください。